Winnyいろいろ

なんだかんだと物議を醸しているWinnyですが、必要以上に騒がれているのは、仕様やソースコードが完全には明らかになっていないことに原因の一つがあると思っています。
RMS教信者というわけではありませんが、ソースコードさえあれば、少なくとも見る人が見れば問題の在り処が明らかになったり、修正の手立てが立つだろうし、そのソフトの行く末を考えられるようになるというものです。
Winnyについては問題点があることがわかっていても、作者以外は手の出しようがほとんどなく、修正すらままなりません。誰だよ逮捕なんてしてるの。
他所でWinny自体の解析が進められていたりして、少しずつ動作について明らかになりつつありますが、それらを参考に、Winnyの動作を可視化しようと試みています。
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...と書いていましたが、すでに世間では逆アセンブル+プロトコル解析まで済んでしまっており、最近の問題(BoF)の対処パッチなども出ていました。
「Winnyの技術」という本も読みました。作者本人が書いているので動作の理解には非常に役に立ちました。それにも増して、多くの人に使われることで大規模なネットワークの実験になっており、実用上の数々の問題をクリアして今の姿になっているということに興味を持ちました。
以下は簡単なスクリプトですが、Winnyプロトコル理解の取っ掛かりとして作っています。

断片

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Last modified: Fri Mar 8 23:09:46 JST 2013